こんにちは、Arashiです。今日は初のインタビュー回になります。完全成果報酬型で商談獲得効率を最大化する、SaaS企業のための革新的なマーケティングチャネル”ほしい商談”だけ買える『TAAAN』を運営している、株式会社KAENに珍しい経歴のメンバーが入社しました。3児のパパでありながら、異業種転職は勇気のいる転職だったと思います。そんな彼は、何を感じているのかインタビューをしました。飯田省吾(iida shogo)さんファーストキャリアとして自動車整備工場に入社しました。その後、特殊工具の法人営業へと転身し、多様な業界での経験を積みました。そして2024年6月、株式会社KAENに入社しました。特殊工具の営業マンから異業種のKAENへの入社は、ツールから何もかも違ったArashi:前職の業務と今の業務を教えてください!飯田さん(ニックネーム:ハトさん):自分は新社会人から自動車整備工場で働き、転職後は特殊工具の販売を主とした法人営業をしていました。毎日車を走らせて、顧客のいる場所に直接出向き、対面営業を行ってきました。現職である株式会社KAENでは、CSとして従事しており、TAAANに登録していただいているパートナー様とのコミュニケーションを取らせていただいています。どのようにしたらパートナー様の売上に貢献でき、自社の売上も伸ばしていけるのかを模索する毎日を過ごしています。Arashi:前職といまは、どんな違いがありますか?ハトさん:前職では基本的に電話・メールで顧客とのやり取りをしていましたが、入社してからはSlackやChatwork等のチャットツールを使用しています。ツール自体は知っていたのですが、業務でまともに使用するのは初めてで戸惑いました。メールだと大体1-2営業日くらいで返信をしていましたが、チャットツールでは基本的にスピード感を持った対応が求められます。入社当時はなかなか前職の感覚が抜けませんでしたが、今は比較的スムーズな返答ができるようになってきたと感じています。Arashi:異業種だとツールの違いはありそうですね。他にもありますか?ハトさん:大きな変化として、移動が無くなったということです。前職ではトラブルが発生すると平日休日、時間問わず現地に向かい、緊急対応をすることが度々ありました。中四国エリア全体を少人数で担当していたため、場合によっては移動だけでもかなりの時間がかかり、対応までに時間を要してしまうことも多かったです。今は、パソコンやスマホ等の端末さえあればその場で対応が可能です。この差は大きく、焦燥感に追われる場面が圧倒的に減りました。Arashi:焦燥感…ハトさん:移動が無くなったことによる面談の負担も激減しました。オンラインMTGが主ですので、机の前から動く必要がなく、多くのパートナー様と面談ができます。今までは面談の後、何kmも移動して次の面談へ…というスケジュールでしたので、1日にできる面談数は限られており、時間の浪費も激しかったので、革命的だと感じましたね。面談ではAIを活用した議事録ツール(tl;dv)も使われていて、メモに気を取られ話を聞いていなかった…みたいなことが起きにくいです。後から見返せますし、安心感が違います。(前職では聞き逃しやメモし忘れがあったりすると、全身から汗が吹き出ていました。笑)「仕事というものは、職場に出向いて、身体を動かすものだ」と思っていたArashi:ここまで違うと、戸惑いもありそうですが心境の変化はありましたか?ハトさん:「仕事というものは、職場に出向いて、身体を動かすものだ」と数ヶ月前まで、漠然とそのような考えを持っていました。自動車整備士をしていたり、前職も営業とはいえど工事現場に作業着とフルハーネスを装着して作業をしていたりと、元々現場系の人間です。ある意味、この業界とはほとんど関連が無かったといえます。ただ、情報系の大学に在籍していたこともあり、IT業界に大きな憧れを持っていました。テクノロジーに触れることが大好きで、将来はITに関わる仕事がしたいと考えていました。紆余曲折ありその道から外れましたが、今このように自分の憧れていた業界で働くことができています。言葉にできないくらい、新鮮で嬉しい気持ちが溢れています。Arashi:いい話…ハトさん:モチベーションは非常に高く、向上心を持って働けていると思っています。また、社内にいるメンバーは皆、その道であらゆる経験を積んできた人たちです。毎日メンバーを見て学ぶことがあり、気づきを得ています。時折、情報量が多すぎて整理しきれないこともありますが、日々自分の脳内がアップデートされていく感覚がとても楽しいです。前職もやりがいを持って楽しく働いていましたが、今は「憧れていた仕事」ができているという日々の気持ちから、やりたいことを仕事にしている嬉しさが大きいです。前職の経験を活かしながら、さまざまな工夫をしているArashi:ポジティブな変化も大きい反面、難しさもあるように感じますが、どうですか?ハトさん:パートナー様との関係維持については、前職と性質が異なるので今でも模索をしているところです。前職では、とにかく定期的に顧客に会いにいくんですよね。少なからずネタは持っていくのですが、関係を維持するために「顔を出しに行く」だけでもする、という感じです。現場に行けば担当者がいるので、アポなしで行くことも多かったです。これがリモートワークだと難しいです。オンラインMTGはアポ無しではできませんし、チャットツールでも「最近どうです?」みたいなことができなくもないですが、なにか違うと感じてしまいます。パートナー様との定例MTGを設けて、関係を維持しています。とにかく今はテキストでのコミュニケーションを積極的に行っています。あと定期的にオフィス出社をしていますので、そのタイミングでパートナー様をランチに誘い、関係値を深めていきたい、と思ってます。Arashi:ハトさんの普段の仕事姿を見ていますが、日々アップデートを感じます。前職から働き方が大きく変わって、ご家族の反応はどうですか?ハトさん:子ども3人と妻で5人家族なのですが、普段妻は3人をワンオペで対応しています。今は夏休みなので、ずっと子供たちは家にいます。自分もリモートワークですので、基本的にずっと家にいます。ですので、仕事中にヘルプが来ることが少なからず発生します。なるべく、対応はしたいのですが…MTG中など、なかなか難しいときもあるんですよね。妻も理解は深い方なのですが、少なからず不満を抱いているのではないかと思ってます。また、義父母も近くに住んでいるのでよく子供たちの面倒を見にきてくれるのですが… 「なんで呼んだらすぐ来ないの?」みたいなことをたまに言われます。これは、多くの妻子持ちリモートワーカーが抱えている共通の悩みでもあると思います。Arashi:なるほど…リモートワークは、家族の理解も必要ですよね…いいバランスを見つけていきたいですね!ハトさん:仕事をしているから家のことはできない!を主張するのではなく、フレックスタイムをうまく活用して家事も仕事も両立できるように、頑張っています。徐々に理解も得られていると感じていて、部屋で頑張って仕事をしていることが伝わっていると思います。書斎的な部屋があるのでそこを仕事部屋としています。ただ長時間仕事をするための環境が揃っていません。この2ヶ月で腰と首の疲労に悩まされています。少しずつ、デスク環境には投資していきたいと考えています。リモートワークで実現する新たなキャリアとライフスタイルArashi:働き始めて、もうすぐ3ヶ月経ちますね!仕事・プライベートの目標を教えてください。ハトさん:仕事をより良く、楽しく進めていくには社員同士のコミュニケーションが大事だと思っています。リモートワークをしていく上で、壁となるのはこのコミュニケーションだと感じています。ただ自宅で机に向かって仕事をしているだけでは、些細な会話や雑談から生まれるアイデアや関係値の構築がありません。KAENでは、個々の相互理解を深めるためにCLA(Communication Level Agreement)を掲げています。これを満たしていれば、リモートワークであろうが、関係はないという考え方です。Slackで積極的につぶやき、他の人の発言にいち早くリアクションすることを心がけています。また、時には雑談に誘ったり、夜な夜なオンラインで語りあう時間を作ったりしています。これらを積極的に行い、オンラインでありながらも出社している人以上の存在感を出していきたいと考えています。リモートワークだと気軽に話しかけにくい、そのような壁をなくすのが目標です。Arashi:いいですね!プライベートはどうですか?最近心がけているのは、休憩時間はリビングで娘と軽く遊んだり、外に出て歩くようにしています。近くに港があるので、結構リフレッシュできます。リモートワークはフレックスタイムをフル活用できる働き方ですので、今まで以上に家族のイベントへ柔軟に対応できる、フレキシブルな父親を目指していきます!